Iaponiaヘルプ

特徴

  • なぞり入力(別名: ジェスチャー、スワイプ、グライド、一筆書き)
    • 日本語のフリックキーボード(12キーボード)でなぞり入力できます。
    • 他のキーボード(後述するハーフ50音やQWERTYなど)でもなぞり入力できます。
  • 多彩なレイアウト
    • フリックキーボード(12キーボード)
    • ラージフリックキーボード(ボタンが大きなキーボード)
    • ハーフ50音キーボード(縦画面では25音、横画面では50音の配列。)
    • Godanキーボード
    • QWERTYキーボード(パソコンで一般的なキーボード)

注意点

  • 要件: Android 5.0 以上
  • 入力した情報は、当社や関連先には一切送信されません。
  • インターネット未接続で使用できます。ヘルプや利用規約、プライバシーポリシー、広告を見るときにはインターネット接続が必要です。
  • 開発や保守を継続するため、定期的に広告の視聴をお願いするメッセージが表示されます。ただし、広告をご覧いただかなくても使い続けられます。

使用方法

フリックキーボードでの なぞり入力

初めての方へ

  • 『昨日』の入力手順:
    普段のフリックよりも上下左右の指の動きを小さめにしてください。画面から指を離さないことも意識します。
    先ず『か』キーで左にスワイプします。次に『な』キーへ移動してから下へスワイプし、最後に『あ』キーへ移動してから上へスワイプします。
    通常のフリック入力と併用できるので、気が向いたときにこの入力方法をお試しください。
  • 一直線上に並んだキーの文字を入れる場合、たとえば『あたま』と入れる場合は、『あ』から『ま』へなぞる際に、『た』の上で一時停止してください。
    正確には、一時的になぞる速度を落とすだけでも大丈夫です。
    『あとま』と入れる場合も考えてみましょう。この場合は『た』の上で2回一時停止すれば(速度を落とせば)入力できます。しかし、このような少々手間のかかるケースでは、通常のフリック入力を使う方が容易かもしれません。
  • 同じキーの文字を続けて入れる場合、たとえば『ああ』と入れる場合は、それらの文字の間で、一度画面から指を離す必要があります。

コツやヒント

  • なぞった後に、素早く画面から指を離さないでください。
    素早いと通常のフリックと誤判定されます。それを防ぐには、最後の文字までなぞった後、一呼吸おいてから指を離してみてください。
  • 迷わずに入力しましょう。
    なぞっている最中に次のキーはどこだろうと考えていると、なぞる速度が落ちます。その結果、途中の文字が入力されていまいます。
    次のキーまでよどみなくスムーズになぞる必要があります。
  • 最初はポップアップを見ながら入力しましょう。
    なぞっている間のフリックのような操作(『あ』キーで『い』〜『お』を入力するような操作)は慣れるまでは難しいはずです。そのため、ポップアップの文字が切り替わることを確認しましょう。
    (ご注意: ポップアップはあくまでも目安です。瞬間的なわずかな揺れなどで異なる文字が入力されることもあります。)
  • ポップアップを見ないで入力するためには、キー(ボタン)の四角形の大きさを意識することが大切です。なぞっている間のフリックのような操作では、キーの幅の半分程度を移動するように気をつけると、成功します。
  • 戻る(↰)キーを活用しましょう。
    たとえば『い』と入れたかったのに『あ』と入れてしまった場合、戻る(↰)キーを数回タップすることで修正可能です。
  • なぞり入力で濁点を入力するには、濁点ボタンの上を通過しましょう。

カスタマイズ

  • 設定画面は2通りの方法で開けます。
    • アプリ一覧で Iaponia のアイコンをタップします。
    • 左下のキー(abc や 123、あいう と書かれたキー)を長押しします。
  • なぞり入力したいけれど、なぞり入力中のフリックのような操作が難しいと感じる方へ。
    3つの選択肢があります。
    • キーが小さくて難しいと感じる場合は、設定画面でラージフリックというキーボードを選択してください。
    • フリックの代わりにケータイ打ち(トグル入力)もご検討ください。設定画面内の詳細設定で変更できます。
      ケータイ打ち(トグル入力)のなぞり入力では、キーを連打しなくても長押しによって文字が切り換わります。そのため、高速に入力できなくても良いのであれば、ケータイ打ち(トグル入力)をおすすめします。
    • ハーフ50音キーボードもご検討ください。ハーフ50音キーボードはケータイ打ち(トグル入力)専用です。※1
      しかし、1つのキーに2つの文字しか割り当てられていないので、キーの連打回数や長押しの時間が少なくて済みます。
      ※1 ── これは、なぞり入力がONの時の話です。設定画面でなぞり入力をOFFにすると、ハーフ50音キーボードでもフリック入力が可能となります。

インストール

  1. Play ストアで、Iaponia をインストールします。
  2. インストール後、スマートフォンのアプリ一覧に Iaponia のアイコンが現れます。それをタップして、アプリを起動します。
  3. 『利用規約に同意して使用開始』ボタンをタップしてください。すると、『インストール後の設定』というダイアログが表示されます。
  4. このダイアログで『次へ』をタップしてください。これにより、スマートフォンにインストール済みのキーボードの一覧が表示されます。
  5. 一覧の各キーボードの脇にはトグルスイッチが有ります。Iaponia のトグルスイッチを ON してください。再びダイアログが表示されます。
  6. ダイアログには、次のようなメッセージが表示されます。
    注意
    この入力方法を選択すると、すべての入力内容の収集を
    アプリ(Iaponia)に許可することになります。これに
    はパスワードやクレジットカード番号などの個人情報も
    含まれます。この入力方法を使用しますか?
              [キャンセル]    [OK]
    
    Iaponia は、入力された一切の情報を当社や関係先に送信していません。安心してご使用いただけます。 OK をタップしてください。
  7. Androidのバージョンしだいですが、再起動時の注意を促すダイアログも表示されることがあります。ここでも OK をタップしてください。
  8. ダイアログが消えると、キーボードの一覧に戻ります。戻るボタンなどで前の画面へ戻ってください。
  9. 今度は『入力方法の設定』というダイアログが表示されます。『次へ』をタップしてください。
  10. 入力方法の変更手順(キーボードの切り換え方法)を説明する画面に切り換わります。『1. 入力方法の選択ダイアログを開く』ボタンをタップしてください。すると、入力方法(キーボード)を変更するダイアログが表示されます。
  11. ダイアログ内の、Iaponia を選択してください。これにより、ダイアログが閉じます。
  12. 先ほどの画面に戻っているので、『2. 前の画面に戻る』ボタンをタップしてください。設定画面に切り換わります。
  13. フリック(12キー)以外のキーボードを使う場合には、ここで設定してください。
  14. これで、Iaponia を使えるようになりました。

その他

補足

  • Comfortkeys の後継です。
    新機能を入れるにあたり互換性が無くなったので、新たなアプリとして作り直されました。
    Comfortkeys は Android 13 以降で正常動作しないので、このアプリ(Iaponia)をご使用ください。
  • Google のオープンソースの日本語キーボード Mozc がベースとなっています。
    Google日本語入力 というアプリのオープンソースが Mozc です。
  • Mozc UT Dictionaries で辞書を拡充しています。ただし、ライセンスで問題が生じないように Wikipedia の見出しなどは使っていません。

よくある質問

  • Q: インストール時にダイアログで次のような警告が表示されます。どうしたら良いでしょうか?
    注意
    この入力方法を選択すると、すべての入力内容の収集を
    アプリ(Iaponia)に許可することになります。これに
    はパスワードやクレジットカード番号などの個人情報も
    含まれます。この入力方法を使用しますか?
              [キャンセル]    [OK]
    
    A: OKボタンをタップしてください。
    説明: 新しいキーボードアプリをインストールする時には必ず表示される警告文です。このアプリ(Iaponia)では入力した情報はどこにも送信されません。ご安心ください。
  • Q: 広告を表示しないでください。(広告表示を促すバーをキーボードに表示しないでください。)
    A: 申し訳ありませんが、開発や保守を継続するため、広告視聴をお願いしています。動画広告をご視聴いただくと、7日間は表示されなくなるので、それをご利用ください。設定画面の一番下からでも広告を視聴できるので、時間に余裕のある時にここから動画広告をご視聴いただけると、そこから7日間は表示されません。
  • Q: 広告の表示内容が、最近見たWEBサイトに関連しています。キーボードで入力した情報が漏れているのではありませんか?
    A: 漏れてはいません。このアプリ(Iaponia)の広告は、Google の AdMob で管理されています。そのため、Google がWEBサイトの閲覧履歴などに基づいて広告を選んでいると考えられます。
  • Q: ユーザー辞書のインポート・エクスポート方法を教えてください。
    A: インポート方法: 先ずは、インポートするファイルをテキストファイル(またはそれを圧縮したZIPファイル)でスマートフォン内に用意してください。次に、Files by Google などのファイル管理アプリを使って、そのファイルの『共有』を行います。共有先として『Iaponia辞書ツール』を選ぶとインポートできます。
       エクスポート方法: このアプリ(Iaponia)の設定画面で『辞書ツール』をタップします。『辞書ツール』画面の右上には三点リーダー(︙)が有ります。それをタップするとメニューが現れるので、メニュー内の『現在の辞書をエクスポート』をタップしてください。もしも複数のユーザー辞書を使い分けているのであれば、三点リーダー(︙)をタップする前に『ユーザー辞書 1 ▼』をタップして、エクスポートするユーザー辞書を選んでください。
       備考: 他のキーボードのユーザー辞書はインポートできません。エクスポートしたファイルをご覧になり、インポート可能なファイル形式をご判断ください。
  • Q: docomoなどのキャリアの絵文字は使えますか?
    A: 使えません。Unicodeの絵文字のみです。
  • Q: 一部の絵文字が見つかりません。
    A: 2021年の Unicode 14.0 の絵文字に対応しています。しかしながら、Pixel 8 (Android 14) で非対応の絵文字は除外してあります。
  • Q: 一部の絵文字が正しく表示されません。
    A: 最近では2021年に新しい絵文字が追加されました。そのため、2021年以前のスマートフォンではそれらを正しく表示できません。
  • Q: 顔文字を増やしてもらえませんか?
    A: 増やす予定です。
  • Q: 英数字を直接入力する方法はありませんか? 変換や候補が邪魔です。
    A: 『英字入力はQWERTY』という設定項目が設定画面の詳細設定内に有ります。まずはそれをONにしてください。そして、そのキーボードが表示されている時に、左下の『123』キーの右隣に有る『↑』キーをタップしてください。これにより、直接入力できます。
  • Q: ラージフリックキーボードやハーフ50音キーボードから絵文字入力画面を表示する方法を教えてください。
    A: エンターキーを長押ししてください。
  • Q: ケータイ打ち(トグル入力)できませんか?
    A: 設定画面の詳細設定内で変更できます。なお、このアプリのデフォルトはフリックになっています。
  • Q: フリックとケータイ打ちの共存するモードはありませんか?
    A: ありません。なぞり入力との相性が悪いので省きました。
  • Q: なぞる軌跡の表示方法を教えてください。
    A: 表示方法はありません。
  • Q: Iaponia は何と読むのですか?
    A: ヤポニア です。日本を意味します。